1.内服薬で水虫を治したとしても翌年また水虫になりますか。
内服薬で水虫が完治したとしても、白癬菌に再び感染して水虫になることはあります。
水虫の再発は、皮膚に残っていた白癬菌によって起こったり、新たに白癬菌に感染して起こることも多いのです。
ただし、爪白癬については、爪白癬になるまでに10年ほどかかるため、内服薬を服用してきちんと治療して完治すれば、再発することはほとんどありません。
2.爪白癬で使用する内服薬は、どのように選びますか。
「イトラコナゾール」と「テルビナフィン」が主に使用されています。
しかし、他の薬との組み合わせや服用のしやすさなども考えて選択します。
また、薬の費用も「イトラコナゾール」は1サイクル9000円ほど、「テルビナフィン」4週間分で2400円ほどと違いもあるので費用についても事前に確認しておくとよいと思います。
3.水虫の内服薬を服用後、肝障害が現れた場合、もう内服薬の使用はできませんか。
水虫の内服薬を使用している間は、血液検査を定期的に行い、肝機能のチェックをします。
肝機能検査によって、GOT(AST)とGPT(ALT)の値の上昇がみられたときは、肝障害が起きている疑いがあるので、服用している薬との原因を確認し、薬が原因となれば他の薬に替えるなど検討されます。
ただし、飲酒の影響で肝機能検査の値が一時的に上がることもあるので、一度上がったからといって肝障害の疑いがあるということにはなりません。
4.内服薬での治療後に妊娠した場合、胎児への影響はどうですか。
胎児への影響を考えて、妊娠中は抗真菌薬の服用は避けます。
しかし、「イトラコナゾール」や「テルビナフィン」に関しては、血液中から薬の成分が消えれば胎児への影響は少ないと思います。
「イトラコナゾール」は、服用を終了してからも爪に長期間とどまり、効果を出していますが血液中からは早いうちに消えます。
ただし、女性が「グリセオフルビン」を使用したときは、服用を終了してから1ヵ月は避妊が必要です。
男性の場合は、服用を終了してから6ヵ月は避妊が必要です。
男女ともに「グリセオフルビン」を服用した後は、十分に注意する必要があります。
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